点火時期を進めたい(その4)

【中華青CDIの分解】
いわゆる中華の青CDI
無駄にごついアルミ製ヒートシンクの中に納められてます。
一度車体に実装したので、マウント金具などが追加されてます。

ってことで、

・使う予定のない固定進角の中華青CDIを分解し、パルス入力部分にCRタイマー回路を追加して、遅角と進角カーブを私が求めるものに合わせる。

が可能かどうかを検証するため、手持ちの中華青CDIを分解してみます。

結構分厚いアルミのヒートシンク状シャシーの中に納められてるんですが、アナログCDIなんてそんなに発熱するパーツじゃないと思うんで、ハッタリなんでしょうね。

まずはじっくり外観を見てみると、

底に嵌められてる純正パーツ(笑)の蓋
この蓋はこじれば外れます。

継ぎ目のない□型のアルミシャシーの中に、
CDI基板が突っ込まれ、下側を蓋してる感じ。

LED側からは樹脂っぽいのが流し込まれてるんですが、まぁ、殻を剥けば基板丸出しなんだろうと期待しつつ、手持ちのリューターの切断ディスクでカットにトライするも、トルクが全然足りなくて、結局、電気ドリルにリューターのディスクを咥えて、ガガガっとシャシの1辺に切れ目を入れ、マイナスドライバを叩き込んでグイッとこじ開けました。

けどこれ、多分、底蓋を開けて、木片あてがってLED方向にハンマーで叩き出せば、シャシを切らなくても抜けた気がします。

T=2mmぐらいなんですが、結構硬いアルミで、
それなりに手強いシャシーです。


で、取り出した中身がこちらなんですが、事前の予想に反して、全体が樹脂?のようなもので固められ、基板部へのアクセスは容易ではない感じ。

コンビニのレジで売ってる羊羹みたいな外観。
ほじくるのは結構大変そうです。

こちらが底側の部分。なんか大粒の結晶っぽいものが詰まってます。
ちょっとほじってみましたが、基盤すら見えません...


う〜ん、困った。

これだけ普及しているCDIですので、チマチマと樹脂をほじくって基盤を丸出しするのもBlogのネタ的には十分アリなんですが、部品揃えて新規に作る方が現実的な気もしますし、なにより、このイイ季節に部屋にこもってチマチマと作業するのも勿体ないので、とりあえず分解は一旦ここまでとし、次善の策を練ることにします。

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