スロットルワイヤーの一本引き化とハイスロ化(その1)

【2017.05.11】

軽いのがイチバン


ヤフオクから拝借した、GB250Clubmanのスロットルパイプの写真
写真左の穴に引き側、右側のに戻し側のワイヤーを引っ掛けます

というわけで、ミニスワローハンドルを装着したGB250 Clubmanですが、ライディングポジションが程よく前傾したこともあり、ライディングがすこぶる楽しくなりました。

...楽しくなりはしたのですが、

ライディングポジションが前傾した→運転操作がスポーツ走行寄りになった→ダルい部分も気になりだした

っという、よくありがちな無限ループに突入してしまった感もあります。(汗

そういう点でも、ノーマルのポジションというのは、開発に時間をかけただけあって、とても良く出来ているなぁっと思いますね。

で、ポジション変更に伴って顕在化したダルい部分ってのは、


  1. スロットルの反応がダルい(排気量の割には操作感が重い)
  2. ステップの踏み心地がダルい(ラバーステップは久しぶりなので気持ち悪い)
  3. リアの挙動がダルい(リアサスにはもうちょっとシャキッとして欲しい)

って感じで、そのどれも、実用に際してはそれほど困らないんだけど、もうちょっとなんとかした方が気持ちがいいのは確かなので、取り急ぎ、この3つの中で一番ライデイングフィールに直結している、スロットルの反応のダルさの改善に取りかかる事にしました。費用も3つの中では一番掛からない改造ですし。(笑

改造に取りかかる前に出来る事としては、


  • スロットルワイヤーへの給脂
  • スロットルパイプ摺動部への給脂
  • スロットルワイヤーの遊び調整
  • スロットルワイヤーの取り回し変更

なんかが挙げられますが、この辺りは納車時及びハンドル交換時に調整済みなので、自身の過去の経験に基づき、


  • スロットルワイヤーの1本引き化
  • スロットルパイプの大径化(ハイスロ化)

で改善を目論む事にしました。

因に、GB250 Clubmanのスロットルワイヤーは、引き側、戻し側の2本のタイプですが、このタイプは、

気楽にスロットルパイプを取り外し出来ない(キャブ側でどちらかのワイヤーを外し、スイッチボックスを割り、スロットル側のタイコを抜いてやっとスロットルパイプがフリーになる)→ワイヤーやパイプへのこまめな給脂をする気にならない→ますます重くなる

って悪循環が発生しがちなのですが、引き側1本仕様にすると、

スロットルパイプ側でワイヤーの遊びを増やす→スイッチボックスを割る→パイプからタイコを外す

だけでスロットルを引っこ抜けるので、こまめにメンテしようって気になる...かもというメリットもあります。

まぁ、GB250 Clubmanのキャブリンクはフレーム右側から丸見えなので、4連キャブなんかと違ってキャブ側でのワイヤー脱着もそれほど苦ではないんですが、あそこ、フレームが近くてレンチを掛け辛いんですよね。

ってことで、必要部材の在庫確認・新規調達もほぼ整いましたので、次回からは写真を交えた具体的な作業レポートになります。

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